人は誰しも可能性がある。
少なくとも、今より良くなる可能性は皆持っている。
だけど、自分自身でその芽を摘んでしまっている人も多い。
わかりやすい所だと、「悔しさ」感じられているかどうか。
悔しいということは、「もっとできるはず」「もっといけるはず」と思っている証拠。
自分を諦めてしまっている人は悔しさを抱かない。
その代わり、「羨ましさ」や「苛立ち」「他者否定」「逃避」になる。
自分にはできないけど、自分を諦めている事を認めてしまうと、
自分の存在価値が無い・力が無い・自分が悪いという感情になって押し潰されるような感覚になってしまう。
だけど、実際には可能性は誰にだってある。
ただ、「先」に行ったことが無いから見えていないだけ。
見たことが無い世界にいる自分を想像する事は実際難しい。
だけど、だからと言って行けないわけではない。
行くための最も大事な事は、「信じる事」。
信じる事を諦め、周りを否定したり逃げてばかりいては一歩も前には進めない。
進めたから信じられるわけではない。
信じたからこそ一歩前に進むことができる。
周りの視線や声がどうしても気になって、比較してしまう事もある。
だけど、「誰々と比べて自分はこうだから」という事を言っていても何も変わらない。
その言い訳を誰に、何のために言っているのか。
無人島に自分一人だけになったら、どんな言い訳をしたって意味が無い。
今の世の中、インターネットを通じて多くの人と繋がれるようになってはいるけど、
本質的には無人島に一人でいるのと変わらない。
隣の庭の芝の青さは、あなたの人生には関係ない。
まず、自分ときちんと向き合い、自分の可能性を信じてみよう。
それが最初の一歩。
それが難しければ、まず目の前にA3用紙とペンだけ用意して、
姿勢を正し、苦しくなるくらいゆっくり呼吸をしよう。
5分ほどそれを続け、終わったら次の10分で頭に浮かんだ言葉を紙に書いていく。
そうして何も見ず、今の自分だけを見つめてみよう。
「自分の現在地」をまず受け入れよう。
全てはそこから始まる。